初級園芸福祉士養成講座(後期講座)

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2015年10月18日 日曜日

 10月17日(土)、18日(日)の両日、新潟市北区にある特別養護老人ホーム 愛宕の園で「初級園芸福祉士養成講座2015IN 新潟市の後期講座を開催しました。
後期講座は、実践が中心、初日は子どもと高齢者を対象とした坪庭:モデルガーデンづくり、そして2日目は、視覚障害のある高齢者を対象に「花のデコレーションケーキ」と「麻布を使ったコケ玉作り」を指導するロールプレイプログラムを中心に行いました。
 今年初めてのロールプレー、2人一組になり、指導者と指導を受けるアイマスクを付けた視覚障害のある高齢者役に分かれ、花のケーキとコケ玉作りをしました。福祉という観点からの園芸指導、アイマスクをつけただけで、細かい所までしっかり説明したり配慮したりしなければ、思うような作品が出来ない事を肌で学べたロールプレイに皆感心しました。
 受講者は殆どが健常者、社会的弱者(障害者や高齢者そして子ども達)等に対して何かをしてあげたいと願う人が殆どですが、今回アイマスクを付け障害のある高齢者の役を演じたことで、指導や支援を受ける側の気持ちや期待を良く理解することが出来ました。
 この方法を取り入れた実習を広めたいと皆意気込んでいました。DSC02758

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