中越地震から10年。復興は心から。園芸福祉活動で出来ること。

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2014年10月20日 月曜日

 平成16年(2004年)新潟県中越地震から10年目を迎えようとしています。
 10月19日の新潟日報の朝刊に、『きらり☆スマイル』の山森瑞江さんの記事がありました。記事を添付しておくので、内容の重複は避けようと思います。

 中越地震の震源地に程近い、川口(かわぐち)地区。
 2010年3月に長岡市に編入されましたが、当時は約5千人が居住する「川口町(かわぐちまち)」でした。地域にひとつしかなかったJR越後川口駅前のスーパーマーケット「安田屋(あんたや)」も全壊してしまいました。当時のテレビでよく映されていたことを思い出します。

 『きらり☆スマイル』さんは、地域の復興と町並みの再生に向けて、駅前商店街関係者が自発的に行動を始め、その後の東川口震災復興委員会の「町並み整備班」活動から発展した地域活動団体です。立ち上げ当初から山森さんが積極的に関わり、地域住民の参加を募りながら、空き地に花を植え街並みをきれいにする取り組みを行い、地域住民が集い触れ合える場を提供し続けておられます。

 2010年9月に開催した「関越交流ネットワークin越後川口」は、北関東の園芸福祉活動の関係者を交えての研修会及び交流会でした。その際、山森さんを始めとする『きらり☆スマイル』のメンバーにもご参加を頂き、交流することが出来ました。

※写真は、「関越交流ネットワークin越後川口」の中でお邪魔した「安田屋(あんたや)」さんでの一枚です。
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 お話しを聞く中で、自らが被災者でありながらも地域のみんなで分かち合い支えあってきた姿勢からは、復興とは「心」から始まることを深く感じましたし、その「心」のケアのために園芸福祉の活動は効果があると改めて感じることが出来ました。

20141019新潟日報朝刊11面
※2014年10月19日 新潟日報 朝刊11面

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